★2006.12.24   症候群

☆居酒屋症候群
待ち合わせも食事も食後酒も全て居酒屋ですませてしまう傾向
粋さは考えたコトはないらしい
大衆居酒屋の低価格化とメニューの充実により年々増加
「あの店で待ち合わせね、ほら、あそこならデザートもあるし、朝までやってるからさ」

☆SEX and the CITY症候群
ドラマ SEX and the CITY(たいていは主人公キャリー・ブラッドショーになりきっているが.....)のように、同性の友人が数人集まって定期的に会食し 異性とのプライ ベートをコト細かく話題にしながら人生を達観してるようにみせる女子校生のような集団 
現実逃避の一種で現実のツラさを和らげる効果
ライフスタイルにこだわり、ファッション誌を愛読し、強気に見えて実は弱い30代シングルキャリアウーマンに多くみられる
以前は、アリーマクビール症候群と言われていた 海外ドラマ依存(後述)の一種

☆東京タワー症候群
会話の中に何度も両親(主にオカン)の話題がでる、自分のルーツを必要以上にリスペクトする傾向
過保護で幸福に育成され、あまり自分で何かを築き上げるタイプではないが、他人には厳しくしばしば責任を転嫁し楽天家を装う、プライドの 高い退屈な男性 に多 い
ベストセラー本の影響かバブル景気の産物と推測される
「ウチのオカンの料理って薄味でウマいんだよね、ほら、だからオレ、美味いもんにはうるさいんだ、ね、そう思うだろ?」

☆グランジ症候群

ヒトと違うモノ、危険なモノ、危険なヒト、薬物、音楽などに傾倒すること
芸術的ではあるがあくまで創造は意図にない
現状に満足できない
カートコバーンの死後多くみられる為この名称がつく
以前は、ムラカミリュウ症候群と言った
「このあいだのアレはキマったよな、今度言ってたヤツもヤってみようぜ、きっとハッピーになれる」

☆アムロレイ症候群
今やってるコトは特にやりたいコトではない、自分は別の何かができるニンゲンだと思う傾向
または、今はすべてを失ったのだと考える傾向
現状に満足できない
30代半ば以降のガンダム世代の男性に多く、実際は実行に億劫で勇気がない、いじけ易い。例え情熱があっても、余力を残して辞めたり、主 張を押し殺して クールなそぶ りをしたりもする
ムラカミハルキ症候群の派生
『「いつでもできるさ.....」僕は空を見上げた。』

☆ガイドブック症候群

雑誌やネットでしか情報を得られない傾向
以下はその派生
  ●仮想コミュニケーションホームレス
ホーム(行きつけの店、親友)をもたないで、雑誌やネットなどを見て片っ端から店を取材徘徊し、自身のブログなどに無断で掲載発表したり する礼儀のない集 団 
食通ぶった経験論者が多く、ぬりつぶし人生 と、ネットもできない発展途上馬鹿野郎から言われている
たいてい一度しか訪れないので店とコミュニケーションしようとしない為、店側も努力はするものの信頼関係が築けない分本当においしいモノ を提供できず彼ら も実際食べ たコ トはあまりないと考えられる、悲惨なコトに本人たちはそれを知らない
「あの店、あのヒトのブログで68点だったよ.....」(実話)

   ●スタイル迷子
どんなライフスタイルでどんなファッションをしていいのかわからない、身の丈を知らない人種、自分のものさしを持たず(持てず)ヒトのも のさしに自分をは め込む
ちょいワルコヤジ............大人に なりきれない男性 が雑誌などをみてスタイルを決定する、ちょいワルオヤジの若年版でちょいワルオヤジよ りもまだ救いがある
30代男性痛ましヒップホッパー........... 経済的余裕 ができた年代(主に男性)がルーツも知らずに貧困黒人層の服装を真似るコト、少数ながら女性もいる(オーバー30 エロカワ と呼ばれる)
「このシャツいいだろ、あの雑誌でアイツが着てたんだぜ」

    ●ネットウィンドサー ファー

仮想コミュニケーションホームレスをはじめ、ネット依存の進化系
ネットを逆風を受けても突き進む新しい価値観と考える思想的傾向
ネットの不確かな情報を自分たちの価値観で処理してしまう
リアルなコミュニケーションは上手くなく、ネット以外で信頼関係を構築できない
SNSに頻繁に登場する
Web 2.0 と検索エンジンの進化が今一番の興味
「この話はまたあとでアップしとくよ、写真も50枚くらいあるしみといてよ、あ、それから...........まあいいや、メンドくさ いからまた メールするわ、あ、ポッドキャスト編集しなきゃ」

海外ドラマ 依存
現実逃避またはスタイル迷子の末に海外ドラマに心を捉えられる傾向
寂しいヒトに多い
携帯の着信音はCTUの内線の音だとその傾向である

※メディア依存
情報を一定のメディアからしか得られない傾向
ファッション誌やビジネス誌など、雑誌依存
ワイドショー、海外ドラマなど、テレビ依存
60チャンネル以上のケーブルテレビは必須

※アメリカ依存

30代男性痛ましヒップホッパー、オーバー30エロカワなどのスタイル迷子の帰属する傾向
たいていはなぜその人種がそんな服装しているかルーツまで考えてはいない
ミュージックビデオや海外ドラマなどが影響
アメリカに依存している点では似ているが日本国前首相は少しこのカテゴリーとは違うらしい

※恋愛依存
20代半ばから30代の女性が恋愛を人生のものさしにしてテンションを上げたり下げたりする傾向
度々コンパやパーティにでかけ、いいオトコを見つけてはデートするがカラダはほとんど許さない、そのくせデートするオトコがいないと人生 をすぐ悲観する
早々に幸福になるか、婚期を逃し焦って退屈なオトコで妥協するか、どちらかである場合が多い
「ワタシって......」が口癖である


※幻想浪費
キャバクラなどのホステスのお気に入り(オキニ)に膨大な金額をつぎ込む現象
上手くやれば粋であるが、たいていはカモである
「あのコ、実家が苦しいらしいんだ、僕には何もしてあげれないからせめて指名かPDくらいはしてあげなくちゃね」

※コンパ浪費

年に何度もコンパなどの宴会をし異性との出会いを求めるがやればやるほど出会わないジレンマ的傾向
たいていは会を催すお店のいい営業に利用されているが本人は知らない
「あそこのマスターいいヤツなんだ、オレの為にコンパしてくれるんだ。ところで、お前のカノジョのトモダチでカワイイコいないの?」

※ブランド、ステイタス浪費

地位や名声(ブランド)に心をとらわれて自分を見失う傾向
ガイドブック症候群の初期や海外ドラマ依存、メディア依存によくみられる

※韓流逃避

アジアの俳優や歌手にハマる社会現象
恋愛においてけぼりになった、異性に相手にされなくなったヒトが多い、特に女性が多いのは、SAYURI逃避と言われる若い女性と歳の 差のある年配の男性との 交際(不倫も含む)が増 加したせいかも知れない、どちらも非常に金銭が動く
海外ドラマ依存の発展系でもある
「あのドラマの彼もよかったけど、ワタシならあの時の彼を選ぶなあ、ああ、来週の水曜が待ちどおしいな、早く彼に会いたい」

※賞味期限切れ
旬をすぎた(逃した)ヒト
たいていは悪あがきをする
ちょいワル、30代男性痛ましヒップホッパー、オーバー30エロカワなどになり若さを意識する
SEX and the CITY症候群やアリーマクビール症候群などで対処しているようだ

※オレオレ先
自分の話ばかりをするヒトのコト
ヒトの話は聞かない、または興味がない
しゃべり終わると帰りたがる

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