いつものアテ5選 結果

★2004.7.17   いつものアテ5選の評
 
 ダカラワタシハキラワレル


 僕のように毒を噴くバーテンダーは敬遠されがちだが、同業のS氏曰く、「本意を理解されないから嫌われるんだ、まあ、はじめから理解し てくれない奴に理解して欲しくないけどね。」、同感である。最近誤解されるコトが多くて少しウンザリしてたんだけど、別にムリに解っても らわなくってもいいや、よく考えて歩いてきたんだから悪く言われたって誤解されたって理解されないなら仕方ない。頑固な
ワ ケではなくって、ただ説明する必要性を感じないだけ、すなわち嫌われたっていいや、なんです。ダカラワタシハキラワレル.......

なんかお題がただのアンケートみたいになってきたね、なんて言われましたが(まあネタ切れは否めないが)、もう少し理解して欲しいなあ、今回のお 題は実に深いのですよ。僕は、当店みたいなバーをやってて言うのも何ですが、バーの基本形はレストランなどのウェイティングバーにあると考える。 バーで待ち合わせて、食事と一緒に酒を楽しんで、その後、また食後酒をバーで楽しむ。特に、食事とお酒のマリアージュを提案できるバーテンダーや ソムリエは、食事という日常のエンターテイメントを演出する演出家でありエンターティナーでもある。だから、食と酒は密接に関わり合ってるんで す。
昔東京で働いてた頃、五反田界隈(だったと思う)のとあるJAZZの流れるお鮨屋さんで仲間とヒカリモノのにぎりをつまんでいると店主が、ラガ ヴーリンというアイラ島のクセのあるスコッチウィスキーの氷なしの水割りをだしてくれたことがあった。鮨の風味とアイラ独特の塩の香りが合わさっ て今までに味わったことのない味覚をもたらした。勿論、どんなネタにも合うわけがないことも店主は知っていた。彼は、ヒカリモノや脂ののったモノ や貝類なんかを楽しむバーテンダーに敢えてマリアージュを試すコトを促したのだ、脱帽。

さて、そんな5選。
今回も僕は5選を選ばないでおく。なぜなら、当店にてお出ししてるおつまみや料理は開業する前から僕が好んで選んだものだからそれ以外ないからで ある。あしからず......
今回も実にバラエティに富んだ回答をいただいた。料理のレシピを細かく書いてくれた方もいらっしゃったがほとんどを割愛してしまった。僕がプライ ベートで作って食べますので堪忍してね。じゃがりこばかり5つ選んでくれた某C店のオーナーには閉口したけど.......
とりわけ、タバコとか素敵な会話など、いやあバーっぽい回答だなあ、などと関心致しました、脱帽。
当店はお付きだしとして、スナック菓子をお出しするコトが多いがここでは書かないけどこれにもいろいろと理由があるんですよ。愛がないね、などと 言われますがスナック菓子もたくさんのヒトが研究した愛の賜物じゃああ〜りませんか。それにおいしくないモノがアテに出てくる意義のないお店の方 が多いですよ、実際。その方が愛がない、と思いませんか?
ダカラワタシハキラワレル.......のかなあ.......


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