★2005.11.30 ライフスタイル再考
先日、あるお客様より質問のメールを頂戴した。
『ホームページで最近ついたキャッチフレーズの "あなたの素敵なライフスタイルの少しだけ片隅に bar
を......."(2008年5月変更)
ってどういうニュアンスなの?』とのコト。本来ならホームページ上の質問は受け付けないがなるほどコピーとしてはあまりパッとしないと我ながら感
じるので 言い訳でもしてみよう。
"あなた" というのはもちろん皆さんのコトだが、皆さんのうちどれくらいの方が "ライフスタイル" (それも "素敵な"
)を確立されていよう.......まず "ライフスタイル" は必要なのか? 答えは勿論イエスである、 "ライフスタイル"
がないとタイクツだしカッコも悪いと僕は思う。じゃそもそも "ライフスタイル" っていったい何だ?
昨今、スローフードとか食育を含むスローライフや "DIY"
、エコロジー、ロハス、などのニューカルチャーに加え、"ホタルノヒカリ" やオトナの不良風情報誌のような本が何やら
まことしやかに"ライフスタイル" におけるムーブメントになっているが果たしてそれらがホントに必要なんだろうか..........
それらの主旨は十分すぎるほど理解できるし素晴らしい発想に敬服するばかりだが、それらの実行だけでヒトがハッピーになるとは思えない、あくま
で "ライフスタイル" っていうのは自らが構築するもので模倣するものではないからだ。勿論、真似するコトから何かを産み出すも
世の 常で、け
してそれらを否定するものではない。要はそれらの主旨をちゃんと理解し、それらをいかに自分の中に落とし込んでいくかだし、継続していくかであ
る。物真似
やうわべだけの行動で、尚且つ短期間で終わるコトほど無意味なものはない、でも多くのそれらの信者たちこそ見失いがちなのもまた事実であろう、な
ぜなら、 "ライフスタイル"
というのは一定の価値規範をしっかりもったヒトのみ構築しうるのであり、モラルハザードの進む現代社会に於いてうわべだけ取り繕ってもニセモノに
しかなら
ない。つまりマナーもルールも守れない、秩序も正義もないヒトが、モノも環境も教育も創り得ない、それに情報誌にはファッションは書かれていても
信念は書 かれていない、結局うわべだけではホントの "不良" になっちゃうのだ。
わかってるヒトのみがカッコいい "ライフスタイル" を構築してカッコいいオトナになるしわかってるヒトにはあま
りそれらの ムーブメントは必要ない、すでに多くのコトは自然にこなしているからなのだ。
だって情報誌読んで不良風に着飾って、そこに載ってるくだらないお店に行って喜んでるヒトでカッコいいヒト知ってます?
あいさつもロクにできない、礼儀もないヒトに説教されてもシラけるよね。(僕か?)
選挙にも行かないで税金もあまり払わないヒトに環境や食育や言われたって説得力ないよね。いやいや、俺は選挙には行かない主義だし
ジャンクに アウトローで生きるよって言われたら、僕もそれはそれで "ライフスタイル"
として認めるけどね。まあ簡潔に言えば、自分をよく知り自分のモノサシできっちり行動しカッコよく生きるってのが "素敵なライフスタイル"
というコトかなあ。以前、『 ★2004.10.10 アウト
ロー5選 の評と粋なライフスタイルについて 』でも似たようなコトを書いた。そのうえでbarが
"ライフスタイル"
の中に存在するって人生の中で重要だと思うしもっと素敵なコトだと思うんだけどなあ......当店は情報誌に載せてないから認めてもらえないの
かもね、 ははは。
質問の答えになったかな?
まだわかってもらえない "あなた" は、たのしいコトがあった日やツラくて苦しい時に当店の扉を開けてみることから始めなさい。
アウトローはいつも "あなた" の "素敵なライフスタイル" を彩っているのです。
エラソウ?
僕もそれなりに努力してるんですよ.........